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宇都宮市の注文住宅|フラット35と民間住宅ローンの違いと自分に合う選び方を解説

2026.06.12

執筆
マスケンデザイン室
執筆
マスケンデザイン室

マスケンデザイン室は全員が建築・住まいづくりの専門資格を保有したプロフェッショナル集団。

これまでに中庭・平屋を中心とした累計200棟以上の注文住宅の設計・施工を手がけ
北関東(栃木・群馬・茨城)の多様な敷地条件に合わせた住まいをご提案してきました。
本記事は、その経験と知見をもとに、家づくりを検討する方へ向けて分かりやすく解説しています。

これまでに中庭・平屋を中心とした累計200棟以上の注文住宅の設計・施工を手がけ
北関東(栃木・群馬・茨城)の多様な敷地条件に合わせた住まいをご提案してきました。

本記事は、その経験と知見をもとに、家づくりを検討する方へ向けて分かりやすく解説しています。

在籍者資格:一級建築士/二級建築士/インテリアコーディネーター/宅地建物取引士など
在籍者資格: 一級建築士/二級建築士
インテリアコーディネーター
宅地建物取引士など

今回の記事はこんな方におすすめいたします。(記事時間5分)
・フラット35と民間住宅ローンの違いがよくわからない方
・どちらを選べばいいか迷っている方
・宇都宮市で注文住宅を検討中で、住宅ローンの選択肢を整理したい方

住宅ローンを調べていると、必ずといっていいほど目にする「フラット35」という名前。

「民間の住宅ローンと何が違うの?」
「フラット35の方がいいって聞いたけど、本当?」

こうした疑問を持つ方はとても多いです。

フラット35と民間住宅ローンは、仕組みの根本が異なる別物です。
どちらが優れているというわけではなく、それぞれに特徴があり、向いている人・向いていない人がいます。

この記事では、フラット35と民間住宅ローンの違いを整理した上で、宇都宮市で注文住宅を建てる際の選び方の考え方をわかりやすく解説します。

1. フラット35とは何か?まず仕組みを理解する

フラット35とは、住宅金融支援機構(国の住宅専門機関)と民間金融機関が提携して提供する、全期間固定金利型の住宅ローンです。

「フラット」という名前は、返済額が返済期間中ずっと「フラット(一定)」であることに由来しています。

フラット35の主な特徴は次のとおりです。

・借入時の金利が返済終了まで変わらない(全期間固定)
・保証料が不要(民間ローンの多くは保証料がかかる)
・団体信用生命保険(団信)の加入が任意(民間は原則必須)
・審査基準が物件の技術基準を重視する
・融資実行は建物の完成・引き渡し時

住宅金融支援機構は国が設立した機関であり、フラット35はその公的な性格を持つローンです。
(参考:独立行政法人 住宅金融支援機構 https://www.jhf.go.jp/

2. 民間住宅ローンとは何か?

民間住宅ローンとは、銀行・信用金庫・ネット銀行などの民間金融機関が独自に提供する住宅ローンです。

フラット35が「全期間固定」に特化しているのに対し、民間住宅ローンは変動金利・固定期間選択型・全期間固定など、さまざまな金利タイプから選べるのが大きな特徴です。

民間住宅ローンの主な特徴は次のとおりです。

・変動金利・固定期間選択型・全期間固定など金利タイプが多様
・金融機関ごとに金利・条件・サービスが異なる
・団体信用生命保険(団信)の加入が原則必須
・審査基準は申込者の収入・勤続年数・信用情報を重視
・つなぎ融資に対応している金融機関が多い

金融機関によっては、住宅ローンに付帯する疾病保障・がん特約なども充実しており、金利以外の付加価値も選択の判断材料になります。

▶ 住宅ローンの基本的な仕組みについてはこちら。
宇都宮市で注文住宅を建てる前に知っておきたい住宅ローンの基礎知識|仕組みと流れをわかりやすく解説

3. フラット35と民間ローンの主な違いを比較する

2つの違いを整理すると、次のようになります。

金利タイプ
・フラット35:全期間固定のみ
・民間ローン:変動・固定期間選択・全期間固定から選択可

金利水準
・フラット35:借入時点の固定金利が適用される
・民間ローン:変動金利は一般的に低めだが、将来変動するリスクがある

保証料
・フラット35:不要
・民間ローン:多くの場合必要(融資手数料型に移行しているケースも多い)

団体信用生命保険(団信)
・フラット35:加入任意(別途費用がかかる場合あり)
・民間ローン:加入原則必須(金利に含まれるケースが多い)

審査の重点
・フラット35:物件の技術基準(省エネ・耐震など)を重視
・民間ローン:申込者の属性(収入・勤続年数・信用情報)を重視

つなぎ融資
・フラット35:原則対応していない(別途つなぎ融資が必要)
・民間ローン:対応している金融機関が多い

繰り上げ返済の手数料
・フラット35:インターネット手続きなら無料のケースが多い
・民間ローン:金融機関によって異なる

4. 注文住宅でフラット35を使う際の注意点

注文住宅でフラット35を利用する場合、いくつか特有の注意点があります。

① 技術基準を満たす必要がある
フラット35を利用するには、建物がフラット35の定める技術基準(省エネ性能・耐震性・劣化対策など)を満たしている必要があります。
設計・建設会社が基準に対応しているかを事前に確認することが重要です。

② 融資実行は完成・引き渡し時
フラット35の融資は、建物が完成して引き渡しが完了した時点で実行されます。
つまり、着工から引き渡しまでの工事期間中の費用は別途調達が必要です。
多くの場合、「つなぎ融資」を民間金融機関で別途借りる形になります。

▶ つなぎ融資の仕組みについては、このシリーズの別記事で詳しく解説予定です。

③ 団信が任意のため注意が必要
民間ローンと違い、フラット35は団信への加入が任意です。
加入しない場合、万が一のときに家族が住宅ローンを引き継ぐことになります。
別途生命保険で備えるか、機構団信(フラット35専用の団信)に加入するかを検討する必要があります。

④ 「フラット35S」という優遇制度がある
省エネ性能・耐震性能などが一定水準以上の住宅を建てる場合、当初一定期間の金利が引き下げられる「フラット35S」という制度があります。
性能の高い住宅を建てる予定がある方は、この制度の活用も検討する価値があります。
(参考:住宅金融支援機構 フラット35S https://www.flat35.com/loan/lineup/flat35s/index.html

5. 結局どちらを選べばいい?判断の考え方

フラット35と民間ローンのどちらが合うかは、家族の状況や価値観によって異なります。
判断の考え方を整理すると、次のようになります。

フラット35が向いている方
・返済額を一生変えたくない・長期の安心を最優先にしたい方
・健康上の理由で民間ローンの団信に加入しにくい方
・省エネ・高性能住宅を建てる予定でフラット35Sの優遇を受けたい方
・自営業・転職間もないなど、民間ローンの審査が通りにくい可能性がある方

民間ローンが向いている方
・変動金利の低さを活かして、繰り上げ返済で早期完済を目指したい方
・つなぎ融資を一本化してシンプルに手続きを進めたい方
・充実した疾病保障・がん特約などの付帯サービスを重視する方
・金融機関との取引関係(給与振込口座など)で金利優遇を受けられる方

どちらか一方が絶対的に正解というわけではなく、「自分たちの状況にどちらが合うか」で選ぶことが大切です。

▶ 金利タイプの選び方についてはこちらも参考にしてください。
住宅ローン|固定金利と変動金利の違いと選び方をわかりやすく解説|宇都宮市の注文住宅

まとめ:フラット35と民間ローンは「目的」で選ぶ

フラット35と民間住宅ローンの違いをまとめます。

・フラット35は全期間固定・保証料不要・物件基準重視の公的色が強いローン
・民間ローンは金利タイプ多様・つなぎ融資対応・審査基準は申込者属性重視
・注文住宅でフラット35を使う場合は技術基準・つなぎ融資・団信の扱いに注意
・フラット35Sの優遇制度は省エネ・高性能住宅を建てる際に活用できる
・どちらが合うかは「安心重視か」「柔軟性重視か」「健康状態・収入状況」などで判断する

住宅ローンの選択は、長期にわたる大きな決断です。
「なんとなくフラット35が安心そう」「みんな変動を選んでいるから」ではなく、自分たちの状況をしっかり整理した上で選ぶことが大切です。

マスケンでは、住宅ローンの考え方についてもご相談いただけます。
「フラット35と民間ローン、どちらが自分たちに向いているか相談したい」という方も、お気軽にお声がけください。

▶ 資金計画の全体的な考え方はこちら。
宇都宮市で注文住宅を建てる前に整理したい資金計画の3つの視点|お金の考え方を基礎から解説


マスケン

(ホームページ:https://masuken-t.jp/)

宇都宮市に拠点を置くマスケンは、1994年の創業以来30年、栃木県・茨城県・群馬県で住宅の設計・施工を手がける”一級建築士事務所 × 建設会社”のハイブリッド型住宅会社です。

中庭のある住まいや平屋など、敷地を活かした自由設計に評価をいただいており、質の高い設計力と自社施工の技術力により、プライバシーと開放感を両立した理想の住まいを実現します。

こだわりの住宅をご検討の方は、ぜひ弊社にお気軽にご相談ください。


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