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第32回 栃木県マロニエ建築賞受賞作品
マスケン新社屋

外観
所在地:栃木県宇都宮市西川田東町11-1(株式会社マスケン)
マスケン新社屋は、事務所に必要な機能や要素「道具」として分解し、大屋根の下のワンルームに散在して構築しています。
家具や機能、広さといった要素の組み合わせで多様なスケールと個性の場が生まれ、自由に居場所を見つけることができる空間です。
住宅にも大規模建築にも感じられるこの空間は、サイディングや合板等のプレーンな内外装で仕上げられ、建築自体が建材や建設工程の体感サンプルとして機能することを助長しています。
大屋根の下のワンルームのような外観
住宅にも 大規模建築にも感じられる社屋
室内外の風景は見え隠れし、地域とデスクが一連の場であることを意識させてくれます。
道具の点在が多様なスケールの横断を支え、地域との空間的、意識的な連続性を感じて過ごしていただけます。
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