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家の荷重を底板全体で受け止め、建物を支えるため、負荷が分散し、地震や台風などの衝撃を効果的に地面へ逃すことができます。
またシロアリの床下への侵入を防ぐことができることや地面から上がってくる水蒸気(湿気)を防ぐことが出来ます。
日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させたもので、長年の実績ある工法です。設計の自由度が高く、開口幅(出入り口の幅)が大きく取れるのも、この工法の特徴です。
また将来の間取りの変更や改築が比較的容易にできる可能性が高い工法となります。さらに、床を一体化させた面構造の剛床工法の併用により、水平方向の揺れに強く建物が変形しにくい、地震に強い工法を標準としています。
当社ではベタ基礎を標準とし、躯体には筋交いと金物による耐震補強に加え、床を一体化させた面構造の剛床工法を採用しております。
また全棟にて耐震等級3相当の壁量計算を行っておりますので、デザイン性だけでなく安全面においても高いパフォーマンスを実現します。
アセダス耐震ボード
高い耐震性能に、優れた透湿性で内部結露を防止。湿気を良く通す耐力面材なら壁内の結露を防ぎます。
室内で発生した暖かく湿った空気は、小さな隙間から外壁の内部に侵入します。この湿気が外壁側の冷たい空気で冷やされ外壁下地材の表面に結露します。この結露がやがて土台や柱、壁などの躯体を支える重要な部分を腐らせてしまいます。
完成時点で耐震基準を満たしていた壁も、経年と共に強度を劣化させてしまい、地震時の倒壊につながってしまいます。
筋かいと耐力面材の違い
耐力面材は地震の力を面全体で受け止めて分散させ、四局の釘1本1本が支えます。これに比べて筋かいの壁の場合は、局所的に地震の力が集中するため、軸組が外れやすくなります。
腐りにくくシロアリに強い
土中埋没試験で証明された防腐性。
さらに、白アリが食料とする成分を含まない無機質素材ですから防蟻性にも優れています。
木造軸組工法用制震ブレース ブレースリーK型
《優れた制震》 地震の揺れを最大88%軽減!
地震が発生すると、高い減衰性能のアルミデバイスにより建物の揺れを軽減させます。この時アルミデバイスは、地震エネルギーを熱エネルギーへ変換しています。
アルミデバイスの制震メカニズム
地震が発生すると、高い減衰性能のアルミデバイスにより建物の揺れを軽減させます。この時アルミデバイスは、地震エネルギーを熱エネルギーへ変換しています。
地震エネルギーをアルミデバイスに
効率よく伝達する新構造で優れた
制震性能を発揮
優れた制震性能を保持しながら、高さ調整新機構により、採寸・切断・加工なしの
簡単施工。
《2つの高い品質》
⚫︎国土交通大臣認定壁倍率を取得
公的機関による「木造軸組み耐力壁の面内せん断試験」により耐力壁としての性能評価を受け、国土交通大臣認定を取得。
⚫︎新幹線に採用されている日軽金のアルミ!
アルミに関する豊富な知識やノウハウを保有している日本軽金属グループだからこそ実現できる安全と安心です。
ブレース本体は固いアルミ、デバイスは粘りのあるアルミで役割により最適なアルミが使われています。点検のできない壁内設置でも安心です。
温度の影響をほとんど受けないアルミなので、突然発生する地震でも一年中制震性能を発揮します。
・振動台実験
2階建想定荷重を載せた一坪実寸大の「ブレースリー®K型」試験体と「木筋交い(45×90)」試験体に、三次元振動台によるJMA神戸波×125%を再現した操返しの加振実験を行いました。
・実験使用アルミデバイス / ・加振時の最大変形量
建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいい、火災保検料の優遇値引きを受けることができます。
屋根に不燃材料、外壁及び軒裏は防火構造とし、隣家の火災など外部からの延焼を防止する。
せっこうボードにより、火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない構造
万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる「ファイアーストップ」
防蟻対策については、ベタ基礎とキソパッキン・ひのき土台の採用と地盤面から1m以下の部分の現場処理を行うことで、長期的なシロアリを寄せ付けにくい環境づくりをしております。
キソパッキン工法による10年保証付き
「キソパッキング工法」による床下全周換気は、従来工法に比べ1.5倍から2倍の換気性能を実現します。土台の腐れとシロアリを寄せ付けにくい環境をつくります。基礎と土台を絶縁し、湿気を効率よく排出し、省エネ・耐久性向上・耐震安全性を実現します。
施工後10年以内に蟻害が発生した場合、累計1,000万円を限度に賠償責任保障額の給付が補償されています。
桧の土台
「土台材」と「大引き材」は、文字どおり建築物の土台に用いられる構造材であり、普段は目にする機会も少ないものですが、あらゆる状況から家全体を支えるとても重要な部材です。
木造和風建築の場合、その「土台材」と「大引き材」には桧が多く用いられます。
この時、「土台」として桧に求められたものは「耐朽性」です。
大昔、こすり合わせて火をつけるときに用いたため「火の木」と呼ばれるようになったと言われるほど、桧は乾燥性に優れ湿気に強く、桧の香りの元成分である「ヒノキ油精分」は優れた防虫成分を含んでいます。
世界最古の木造建築物といわれる奈良県は法隆寺の五重塔が1300年以上も残っているのは、こんな優れた耐朽性のある桧を多く用いているからだと言われています。