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第31回 栃木県マロニエ建築優良賞受賞作品
賃貸併用住宅
![MASUKEN](https://masuken-t.jp/_contents/wp-content/themes/masuken/images/backbtn.jpg)
外観
所在地:栃木県宇都宮市簗瀬
/ 工法:木造軸組
敷地面積:584.27m2(176.7坪)
異素材を巧みに組み合わせ、計算された空間設計で機能美溢れる上質な住まい。
外に閉じ内に開く設計でプライバシーに配慮した自分だけの時間を愉しめる設計となっている。
連続した片流れ屋根が立体感を創出している賃貸併用住宅。
アトリエとしても活用できる広々とした土間やスキップフロアを配したワイドスパンの明るい部屋、土間と寝室からなる小さなワンルームなどバリエーションに富んだ部屋を用意。
大きく切り取った窓から、暖かい光がこぼれ落ちるA氏邸は中庭を施すことでプライバシーに配慮。大開口から入り込む日差しや風を存分に享受できる
ガルバリウムや木材など、異素材が絶妙にマッチしている外観。片流れ屋根でスタイリッシュな印象に。楓をシンボルツリーにした中庭は軒下空間やベンチ、井戸を設置。住民の憩いの場となっている
ガルバリウムや木材など、異素材が絶妙にマッチしている外観。片流れ屋根でスタイリッシュな印象に。楓をシンボルツリーにした中庭は軒下空間やベンチ、井戸を設置。住民の憩いの場となっている
リビングはスキップフロアになっている。大開口の窓からはバルコニーへとフラットにつながるのでリビングとの連続性を感じられる
すべての住戸に土間玄関を造り、中庭との連続性を感じられる間取りとなっている。
中庭は楓をシンボルツリーとしており、ベンチや井戸などを設置。外部からの視線を気にすることなく、住民たちが寛ぐ憩いの場に。施主の住居スペースは2世帯。玄関土間と吹き抜け部分の書斎を共有部分とした。共用の玄関を挟んで左右にリビングと寝室が分節しているので、適度な距離感を保ちつつ互いを見守れるような住まいとなっている。外観は木材とガルバリウム、室内には大谷石やコンクリート、無垢材など適材適所に素材を使い分け、空間をより上質なものにしている。玄関の吹き抜け部分には2階廊下を配置。空間を活かす独自性のある設計も同社の強み。互いのぬくもりを感じつつも自分の時間を愉しめる、素材と空間が活かされた賃貸併用住宅が誕生した。
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